今日の読み聞かせ

こんにちは。
Chieです。

今日は、小学校の読み聞かせでした。
担当は2年生。

絵本のかわりに、作詞作曲した歌と曲を

2年生のみなさんにお届けしました。

たくさんの想いをのせて・・・

以下は、事前に先生方にお渡しした手紙です。

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はじめに・・・

 私事ですが、私は幼稚園年長のとき、ピアノをどうしても習いたかったのですが、
タイミングが合わず習えませんでした。
ピアノの先生いわく
「今は発表会に向けての練習の時期。
今からでは発表会に間に合わないから、また来年問い合わせてください」
とのことでした。
 でも次の年も、その次の年も、親に「習いたい」と言えば習えるはずのピアノを、
なぜか私は習おうとはしませんでした。

 それでも、ピアノは大好きでした。
だから、小学低学年の頃までは、ピアノがある近所の友人宅に行っては、
友人がピアノの練習をしているところをじぃ~っと見ていました。
 私があまりにも見つめるためか、友人は時々ピアノを弾かせてくれました。
少しずつ、本当に少しずつ友人からピアノを教わっていくうちに、
メロディとして弾けるようになっていきました。
 私は、だんだん上手に弾けるようになっていく自分にワクワクしていました。
 でも、私は小学3年生頃になると、塾に行くようになったり、
お互いの同級生と遊ぶようになると、友人宅へ通うことも無くなっていきました。

 そして、ピアノから遠ざかる月日は流れ、大人になった私は、
いつしか「曲を作りたい・・・」と思うようになりました。
 でも、
「ピアノを習ったことも、エレクトーンを習ったことも無いし」
「音楽教室にも行ったことないし」
「楽譜も読めないし、書けないし」
「音楽の授業で習ったことも忘れているし」
それに加えて最近では、
「右手に関節症を患ってしまったから、
 (右手が思うように動かないため)ピアノ教室には通えないし」
という理由も加わり、

「こんな私が曲を作れるはずがない!」

ずっと、ずっと、何年も、そう思っていました。

 でも、それは自分で理由らしい理由をならべてピアノから逃げていただけでした。
だって、その方が都合が良かったから。
曲を作らなければ、誰にも何も言われない・・・

・・・私は、恥をかくのが怖かったのです・・・

 「下手」だとか、
 「何も知らないのにピアノなんか弾いちゃって」とか、
 「こんな簡単な曲、誰でも作れそう」とか、
 「かっこつけちゃって」って、絶対言われるよなぁって・・・

 今まで私は、ただ周りの人の評価を恐れていただけ。
ただただ、それだけでした。

 でも今は、「やりたい事だから、とにかくやってみよう」って思えます。
「失敗してもいい。笑われてもいい。恥をかいてもいい。やりたい事をやってみたい」

 私は、メッセージを伝えたいから歌詞を書いたし、
歌でメッセージを伝えたいから歌を歌うし、
自分の想いをメロディに乗せて伝えたかったから曲を作ったのです。

 だから、もし、いつか子どもが前向きに何かをやりたいと思ったとき、
それを諦める理由を並べないように、
諦める為の理由を探さないように・・・と強く願っています。

 この子達の、個性溢れる部分が伸びていきますように・・・
一人一人の個性を活かしながら育っていきますように・・・と願っています。

 そして、もうじき3年生。クラス替えです。
担任の先生が変わります。窓から見える風景が変わります。
クラスメイトが変わります。
もしかしたら、友達も変わっていくかも知れません。
「大人には気づきにくい、子どもの変化」も出てくることでしょう。

 そんな変わりゆく環境の中で、子ども達は日々成長していきます。
その中で、
「自分は独りぼっちなんじゃないか?」って、
寂しくなることがあるかも知れない・・・。
「自分は何をやったって、どうせ誰も認めてくれない」って、
いじけることがあるかも知れない・・・。

 そんな時、灯台のように、
「いつでもここに戻っておいで」ってずっと見守ってくれる誰かがいたならば、
「どんなときも、君を絶対嫌いになったりしないよ」って言ってくれる大人がいたならば、
「自分はひとりぼっちじゃなかった」って、気付かせてくれる「何か」があったとしたら、
その子はどんなことも、きっと乗り越えられる。

 だから、この歌と曲が誰かにとっての「何か」になれたらいいな・・・と思っています。

以下省略

★★★ここまで↑★★★

この想いが2年生のみなさんに伝わったかどうかは、わかりません。
でも、絶対ココロのどこかに届いているはず。

今はピンと来ないかも知れない。

でも、切羽詰ったとき、
大きな壁にぶつかったとき、
自分ではどうしたらいいか分からなくなったとき、
出口が見つからないときなどに、
「あっ!そういえば!」って、
今日の事を思い出してくれたらいいなって思います。